今飢えている人たちは幸いです。あなたがたは満ち足りるようになるからです。(ルカ6:21)
● リバイバルの現場へ
主の恵みの年、2025年がスタートしました。
昨年は沖縄から伊藤嘉子先生をお迎えして、久しぶりに共に集い九州リバイバル聖会を開催する事が出来た事を主に感謝します。
私達は神のミ二ストリーの現場に共に集う事により、ただ講師に与えられた言葉の解き明かしや体験された情報を知的情報として受け取るだけでなく、まさにその時、その場所に働いて下さっている聖霊の力と満たしに触れる事が出来たのではないでしょうか。
私達は長らく九州のリバイバル、日本のリバイバルを祈ってきていますが、地中深く植物の根が伸び広がるように見えない所で主の働きは確実に前進している事を信じるのです。
● リバイバルへの飢え渇き
私達は飢え渇いています。神様が私達をリバイバルの現場、最前線に立たせて下さるように。私達は続々と人々が真の主であるイエス・キリストに立ち返り救われる事をこの目で見たいのです。教会が成長し過ぎて、対応や会場に困るような体験をしたいと願っているのです。
すべての兄弟姉妹が、お世話される者からお世話する者へと成長せざるを得ない状況となり、聖書や信仰生活を教え、とりなして祈り、導き手として立ち上がって行く事を願うのです。キリストの体なる教会として、頭なるキリストの御心を成し遂げて行く事を求めているのです。
● 突破する飢え渇き
植物の根はすべてに満ちていては伸びません。養分も水分も十分あるなら根を伸ばす必要がないからです。しかし、不自由な乾いた環境にある時、水分を求めてより根を伸ばします。
それは生存のための飢え渇きです。
しかし、私達の祈り求めている飢え渇きは生存のためではありません。
救いはすでに、イエス・キリストを信じた時に与えられているでしょう。天国の約束を確信し、信仰生活、教会に感謝もしているでしょう。
しかし、今の信仰に満足しないで、神の御心による飢え渇きを持つ必要があります。花を咲かせ、実を結ぶ事を求めて、さらなる飢え渇きを持つ必要があるのです。現状を打破して、今の日本人の信仰を突破する飢え渇きを求めて参りましょう。
ある方は試練や問題がある時に祈ります。それは現状に恵みの潤いを実感していないからです。植物が乾いた地で根を伸ばして生き残ろうとしている姿です。
しかし、恵みの中でこそ、私達は飢え渇かなければなりません。自分の信仰生活、教会の中だけの信仰は恵まれていても、一歩、教会の外に出ると、そこには真の神を知らず、サタンの誘惑と支配の中で滅びに向かって行く多くの魂があふれているのです。
2025年、私達は主にあって、もっと飢え渇いて、この乾いた世にもキリストの影響力の根を張り伸ばして、神の御霊の力が及ぶように、祈ると共に証人として仕えて参りましょう。
カリスチャペル福岡 湖城 修 牧師
「九州リバイバル聖会」の歴史は、今から40年程前に愛知県民の森で全日本リバイバルミッションの主催で開催された「教職者リバイバルセミナー」に九州の地から数名の先生が参加され、そこで驚くべきリバイバルの火を経験なさり、「この火を、是非、九州にも!」との熱い思いが起こされたことに端を発します。
1981年に第一回「九州リバイバル聖会」がスタートし、以来40年近くにわたって開催を重ねてまいりました。
その中でこの国(日本)の歴史も状況も大きく様変わりして行き、「地震・台風・異常温暖化・感染症といった自然界(被造物の世界)の猛威」などの問題で、多くの国民が不安を覚えるような時代となりました。そうした中で「九州リバイバル聖会」は、この国(日本)の活路を開くべき大きな使命と責任があることを深く認識させられています。そこには幾つかの特徴があります。
イエス・キリストの(十字架と復活)を土台として
1.「信仰による義認」の大宣教
2. 自然界(被造物)における、「統治・管理」の権威の回復と実施
3.「神の国」の地上の到来(具体的な神の栄光とみわざの現れ)
これからの時代に対応出来るクリスチャンが建て上げられていく機関としての「九州リバイバル聖会」であるようにと、多くの祈りが積まれています。この聖会に参加して共に主にあって強められ、「王なる祭司」として成長してまいりましょう。